総菜店「RF1(アールエフワン)」などを展開するロック・フィールドは16日、コロッケ専門店「神戸コロッケ」を23日にJR東京駅構内の商業施設「グランスタ東京」(東京・千代田)に出店すると発表した。新幹線の利用者やインバウンド(訪日外国人)などの手土産需要を取り込む。
既存店舗では取り扱わないコロッケ3種や弁当2種をグランスタ東京で先行販売する。「リゾットのコロッケ トマト」(324円)は割ると中からチーズがあふれるように仕立てた。チーズやデミグラスソースなどをコロッケと組み合わせることで斬新さを演出した。
新幹線での移動中に食べる場面を想定し、揚げ物3種を味わえる弁当も用意した。揚げ物にかけるソースのみを提供直前に温めることで、車内で匂いが広がらないよう配慮した。
神戸コロッケは1989年に展開を始め、24年4月末時点で兵庫県など関西地方を中心に全国で36店を展開する持ち帰り専門のコロッケ店だ。販売本部本部長の一宮秀夫執行役員は「今後は郊外の商業施設を含めて立地にあわせた出店を加速していきたい」と語る。
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