アクセンチュアはシステム開発事業を強化している

コンサルティング世界大手のアクセンチュアは17日、日本法人を通じてシステム開発を手がけるオープンストリームホールディングス(HD、東京・新宿)の全株式を数カ月以内に取得すると発表した。買収額は非開示としている。デジタルトランスフォーメーション(DX)向けのコンサルでシステム開発や保守運営を提供しており、エンジニアなどを増強する。

オープンストリームHDは傘下に、流通や小売り向けのシステム開発に強みを持つオープンストリーム(従業員約600人)と、製造業向けを得意とするニュートラル(同約400人)をもつ。買収で間接部門を含めて約1000人の人員がアクセンチュアに加わる。DXを含めたコンサル需要の高まりに対応する。

アクセンチュアは日本ではコンサルタントやエンジニアなどを含めて約2万3000人の従業員を抱える。今年4月にシステム開発のクライム(前橋市)を買収するなど、M&A(合併・買収)を積極的に展開している。

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