日本フランチャイズチェーン協会(東京・港)が20日発表した4月のコンビニエンスストアの既存店売上高は、前年同月比0.5%増の9175億円だった。前年実績を上回るのは5カ月連続。4月は気温が高かったこともあり、花見やゴールデンウイーク前半の行楽需要で、おにぎりやアイスクリーム、ソフトドリンクの販売が好調だった。
既存店客数は0.9%増の12億8014万人と、2カ月ぶりのプラスだった。訪日外国人客が増えたことに加え、対象商品を買うと無料引換券がもらえるなどの各社の販売促進キャンペーンが再来店する客を増やした。
一方、既存店客単価は0.4%減の716円と3カ月ぶりのマイナスだった。これまで新型コロナウイルス禍後の需要回復で高まっていたが、反動増の影響が一服した。
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