タムロンは株主還元を充実させる方針を打ち出している

デジタルカメラ向けレンズを製造するタムロンは21日、自社株40万株を29日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数の1.71%に当たる。2024年2月9日〜3月22日にかけ、自社株約31万株を約20億円で取得していた。

同社は2月に24年12月期から株主還元の充実をはかると明らかにし、配当性向の方針を従来目安としていた35%程度から40%程度に引き上げた。併せて総還元性向60%程度を目安として、機動的な自社株買いを行うと公表していた。

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