UCC上島珈琲(神戸市)は22日、アイスコーヒーに関する調査結果を発表した。年間を通してホットよりアイスを飲むことが多いと答えた人は全体の4割で、20代は過半数がアイス派だった。関西圏のアイスコーヒーの呼称「レイコー」は、ほとんど使う人がいないことも分かった。
調査は4月26日から5月1日まで、関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)と関西圏(大阪府、京都府、兵庫県)に住む20〜60代の男女600人を対象にインターネットで実施した。
レイコーという呼び方を「知っている」と回答した人は関西で80.3%に上った。関西在住の50〜60代は90%以上が知っていた。関東で知っていると回答した人は63.3%だった。認知度は関西の方が高いが、関東でも一定の知名度があった。
ただ「最も頻繁に使う呼び方」としてレイコーを挙げた人は、関西圏の60代でも10%だった。30代では1.7%、20代は0%と、若い世代ではほとんど使う人がいなかった。親しまれる呼び方として、関西では「コールコーヒー」もあった。ミルクを入れたコーヒーを「ミーコー」と言う人もいた。
「ホットコーヒーとアイスコーヒーどちらを飲むことが多いか」という質問に対しては、37%の人が「アイスコーヒーの方が多い」「どちらかというとアイスコーヒーの方が多い」と答えた。20代では51.7%がアイスコーヒー派だと答えた。60代はホットコーヒー派が77.5%を占め、年代で差が出た。
「好きなアイスコーヒーの飲み方」についても聞いたところ、「ブラックで飲む」と回答した人は関東で48%だったのに対し、関西では38.7%となった。「コーヒーフレッシュ/ポーションミルクとシロップを両方入れる」と答えたのは関西が17.3%と関東(10%)を上回った。
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