商業施設の名前はミナモアに決まった

JR西日本は23日、2025年春に開業する広島駅の新ビルの商業施設の名称を「minamoa(ミナモア)」とすると発表した。店舗数は200ほどで、駅北口で営業中の商業施設「ekie(エキエ)」の2倍近くになる。シャネルの中四国初の直営店などが出店する。

ミナモアは、広島市の市街地に占める水面(みなも)の面積が全国でも有数の広さであるなど水都の側面を持つことを踏まえた。「皆(ミナ)」や英語の「モア(もっと)」の意味も込めて、広島の人たちの生活をもっと豊かにする狙いを表現した。

同社は、ミナモアの店舗部分の面積が2万5000平方メートルで、1万1000平方メートルのエキエの2倍以上であることを明らかにした。エキエの130店舗に対し、ミナモアは200店舗ほどとする。エキエは観光客を主な顧客に想定して広島の土産物やグルメを中心とし、ミナモアは地元の人も楽しめるテナントを誘致するという。

JR西は同日、エキエに食品スーパーの成城石井やシャネルなど7店舗が新たに出店すると発表した。7店は25年春の新駅ビル開業後はミナモアの一部とする。

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