JR東日本高崎支社と連携し、高崎駅を「ぐんまちゃん駅」に模様替えするイベントについて説明する群馬県の山本一太知事(5月23日、群馬県庁)

群馬県とJR東日本は23日、県の玄関口であるJR高崎駅(同県高崎市)を7月は「ぐんまちゃん駅」とする連携企画を催すと発表した。西口エントランスや東口の壁面、コンコースにご当地キャラクター「ぐんまちゃん」の装飾を施すほか、土日祝日は「ぐんまちゃん」が駅に登場し、利用者に記念カードを配布したり、ダンスを披露したりする。「SLぐんまちゃん号」も運行する。県の宣伝部長「ぐんまちゃん」が駅を「ジャック」し、群馬の魅力をアピールする。

今回発表した「ぐんまちゃん高崎駅ジャック」は、高崎駅開業140周年を記念し、JR東側が誕生30周年を迎えた「ぐんまちゃん」とのコラボ企画を県に提案して実現した。実施期間は7月1〜31日。

SLぐんまちゃん号はオリジナルヘッドマークを付けて県内の上越線と信越線で計14便の運行を予定する。上越線の高崎―水上間は13、15、21、27日に、信越線の高崎―横川間は14、20、28日に運行する。期間中は新宿駅や品川駅など首都圏の450駅程度でデジタルサイネージなどに「ぐんまちゃん」が登場するプロモーション活動を展開する。

前橋市の群馬県庁で23日、県とJR東日本高崎支社が開いた記者会見で山本一太知事は「自治体のご当地キャラクターとJRが連携した大規模イベントは全国初と聞いている。家族連れなど多くの人に来県してほしい」と語った。JR東の樋口達夫高崎支社長は「群馬のプレゼンス向上に寄与したい。せっかくなのでどんどんジャックされたい」と述べた。

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