パナソニックホールディングス傘下のパナソニックコネクトは15日、2024年パリ夏季五輪・パラリンピックの運営を支援すると発表した。約130台の業務用プロジェクターや画面の切り替えに使うスイッチャーなど映像・音響機器を提供する。パナソニックグループは1992年のバルセロナ五輪以来、夏季と冬季の両大会で機器の供給またはサポートを担っている。
新型のスイッチャー「ケイロス」が26会場に導入され、29カ所の記者会見場に遠隔で操作するリモートカメラが設置される見通し。ケイロスは1台で最大3会場分の画面の切り替えをこなす。従来品は1台で1会場の対応だった。大会の裏方でテレビ放送やインターネット配信に関わる技術者の負担低減に役立つとみる。
パリで使われる投映機やカメラなどの提供やサポートは、パナソニックコネクトと黒物家電を手掛けるパナソニックエンターテインメント&コミュニケーションが分担して請け負う。
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