16日に開業する「森のビアガーデン」(15日午後、東京都新宿区)

ロイヤルホールディングス(HD)は15日、明治神宮外苑(東京・新宿)で16日に開業するビアガーデン「森のビアガーデン」の説明会を開いた。米国産の「アンガス牛」や厚切りベーコンなどの料理の品ぞろえを増やしたほか、生ビールに加えてクラフトビールも販売する。営業期間は9月23日までで、前年より17%増の約14万人の来場を見込む。

森のビアガーデンは1984年に開業した1000席を備える都内最大級のビアガーデンで2006年からロイヤルHDが運営している。今年は昨年に比べて食べ放題メニューに「アンガス牛」などを加えたほか、プレハブ型の冷蔵庫を昨年の2台から4台に増やして、真夏でもよく冷えたキリンビールの「一番搾り」「キリン一番搾りプレミアム」など7種類の生ビールやハイボールなどを提供する。

2時間制の飲み食べ放題で料金は大人5880円、中学生以上19歳以下で5000円など。昨年に比べて大人料金で380円値上げした。森のビアガーデンを運営するロイヤルHD傘下のロイヤルフードサービスの担当者は「食材価格の高騰で値上げをせざるを得ない」とした上で「『アンガス牛』など肉の品質を上げており、昨年より値上げした分、価値を高めている」として理解を求めた。

飲み放題料金に加えて別料金で4月18日から6月30日にかけて毎週木曜日に350ミリリットル缶の3種類のクラフトビール「スプリングバレー」もそれぞれ200円で販売するほか、「オマール海老のボイル」(2700円)も21日から8月末にかけて提供する予定だ。

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