日本百貨店協会によりますと、全国のデパートの4月の売り上げは、4441億円余りで、既存店どうしの比較で、去年の同じ月より8.9%増えました。
生鮮食品の価格上昇で食料品は減少したものの、
▽月の後半から気温が上昇して、初夏向けの衣類などが伸びたほか
▽バッグや時計などの高額品も好調でした。
また、免税品の売り上げは、去年の同じ月のおよそ2.8倍となる599億円余りで、月ごとの売り上げとしては、調査を開始した2014年以降で最も高くなりました。
円安が進む中で、外国人旅行者によるインバウンド需要の拡大が続いていて、過去最高額の更新は2か月連続です。
日本百貨店協会は「購入金額が高い傾向にある中国からの来店客が著しく増えていて、客単価が押し上げられている」としています。
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