承認は米国、日本、中国に続き4カ国目

エーザイは27日、米バイオジェンと開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」が韓国食品医薬品安全処(MFDS)から承認を得たと発表した。承認は米国、日本、中国に続き4カ国目。

エーザイによると、韓国での65歳以上の認知症患者は2021年で約90万人と推計される。認知症患者1人当たりの年間の平均介護費・医療費は2110万ウォン(約240万円)という。

レカネマブはアルツハイマー病の症状の進行を抑える効果を科学的に証明した世界で初めての薬。欧州や英国など13カ国・地域で申請している。

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