厚生労働省は15日、ケアマネジャー(介護支援専門員)の人手不足に対応する検討会の初会合を開いた。人材確保に向けて資格試験や研修の受講費用の負担軽減などを議論する。

ケアマネの資格試験は受験者数、合格者数ともに減少傾向にある。厚労省の2023年の調査によると、ケアマネ確保への課題として「試験の受験者数が少ない」と答えた居宅介護支援事業所や地域包括支援センターが3割を超えた。

22年の調査では、法定研修の受講料が「高いと思う」「どちらかと言えば高いと思う」と答えたケアマネが全体の9割強を占めた。必要な取り組みとしては「受講料を安くする」が最も多く47%だった。

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