日本の主な自動車メーカー8社が発表した先月の世界全体での販売台数は、トヨタ自動車が79万7097台と前の年の同じ月を0.5%下回ったほか、ホンダが1.8%、日産自動車が5.7%、それぞれ減少しました。

3社はヨーロッパ市場などでは販売を伸ばしたものの、EV=電気自動車の普及が進む中国で販売が苦戦したことが影響しました。

中国市場をめぐっては、三菱自動車工業が去年10月に撤退を決めたほか、ホンダは合弁会社1社で希望退職を募集する一方、EV専用工場の年内の稼働を計画するなど、日本メーカー各社が戦略の見直しを進めています。

そのほかでは、スズキは9.9%、マツダは1.4%、SUBARUは7.9%、ぞれぞれ前の年の同じ月を上回った一方、三菱自動車工業は5.3%、ダイハツ工業は33.8%、それぞれ減少しました。

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