総務省によりますと、東京23区の生鮮食品を除いた5月の消費者物価指数は速報値で、2020年を100とした指数で106.7となり、前の年の同じ月より1.9%上昇しました。
上昇率は前の月の1.6%から0.3ポイント拡大しました。
再生可能エネルギーの普及のための費用として電気料金に上乗せされている「再エネ賦課金」が引き上げられたことなどが要因で、「電気代」は前の年の同じ月から13.1%上昇し、去年1月以来、1年4か月ぶりにプラスに転じました。
また、「生鮮食品を除く食料」は3.2%の上昇で、上昇率は前の月と変わらず、横ばいでした。
値上がりしたものをみると、
▽「調理カレー」が22.3%
▽「せんべい」が17.6%
▽「あんパン」が8.4%
▽国産品の「牛肉」が8.0%
それぞれ上がっています。
東京23区の指数は全国に先立って公表されることから、先行指標として注目されています。
全国の今月の指数は6月21日に公表されます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。