クラフトビール2種は缶入りで売り出す

宮下酒造(岡山市)は6月1日、クラフトビール「独歩」を缶入りで2種類発売する。岡山県特産の酒米「雄町」を副原料にした「ゴールデンラガー 桃太郎編」と、大麦麦芽や小麦麦芽を使用した「ホワイトエール 鬼神温羅(きじんうら)編」。いずれも350ミリリットル入りで希望小売価格は450円(税別)。

桃太郎編は黄金色ですっきりした味わい、鬼神温羅編はフルーティーな香りと酸味が効いている。ラベルには岡山の伝説から生まれたとされる桃太郎や鬼をモチーフにしたデザインを採用した。

県内の百貨店やスーパーなどのほか、東京や大阪など大都市圏にも売り込む。2種類合わせて年間12万本の販売を目指す。

宮下酒造は中国地方初のクラフトビール醸造所として1995年からビール「独歩」シリーズを手がけている。独歩シリーズは20種類以上あるが、ほとんどが瓶入りだった。

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