来日中の米ウーバーテクノロジーズのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)が3日、東京都内で報道各社の取材に応じた。4月から始まった「日本版ライドシェア」については、「交通の改善とドライバーの収入確保につながる日本政府の規制緩和を歓迎する。議論の継続を期待する」と述べた。
来日するのは2018年以来、6年ぶり。定例の社内会議出席が目的としているものの、滞在中は河野太郎規制改革相と面談する予定だ。日本版のライドシェアについて話し合うとみられる。
同社は10年に米国サンフランシスコでライドシェアサービスを始め、世界70カ国・地域で事業を展開している。日本でも4月から制限付きのライドシェアサービスが始まり、希望するタクシー会社に対して配車アプリを通じて、ライドシェアの事業を支援している。
日本市場におけるライドシェア事業についてコスロシャヒCEOは「時間をかけて進めていきたい。ポテンシャルもあるし、(事業を手掛けるのに)値する市場だと確信している」と語った。
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