ダイドードリンコは3日、ペットボトルやボトル缶の飲料95品目のうち半数にあたる48品目を10月1日納品分から値上げすると発表した。スーパーなど小売店向けの商品が対象で、税抜きのメーカー希望小売価格を12〜20%ずつ引き上げる。小売店向け飲料の値上げは2023年5月以来で、新型コロナウイルスが流行した20年以降で3回目となる。
原材料や原油価格の高騰に加え、円安の進行により製造や配送にかかるコストがかさんだ。「おいしい麦茶」は税抜き140円から160円になる。ボトル缶の「ダイドーブレンド 微糖 コーヒーラボ 世界一のバリスタ監修」は同160円から180円に引き上げる。ダイドードリンコは「企業努力だけでは吸収することが困難な状況と判断した」と説明する。自動販売機の価格に変更はない。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。