ケンタッキーフライドチキン全店でストローが不要のふたに切り替える

日本ケンタッキー・フライド・チキンは5日、国内の「ケンタッキーフライドチキン」約1200店全店でストローなしでドリンクが飲める蓋を導入すると発表した。12月末ごろまでに全店導入を完了する。プラスチック製ストローの配布を原則やめて、プラスチックの使用量を削減する。

アイスドリンクの蓋を、ストローを刺すタイプから直接口をつけてドリンクが飲めるものに切り替える。ストローは希望があった場合のみ提供する。プラスチック製ストローの使用量を減らすほか、蓋の形状変更でもプラスチック使用量を従来品と比べて17%削減できる。

2022年4月にプラスチック資源循環促進法が施行され、小売りや外食ではストローやスプーンなどに使用するプラスチックを削減する動きが進む。日本マクドナルドは同10月から全店で紙製ストローを導入した。カフェチェーンを運営するプロントコーポレーション(東京・港)は23年5月から全国の店舗でプラスチック製ストローを竹や食品由来の素材のストローに切り替えている。

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