アルフレッサホールディングスは、子会社が再生医療を手掛けるヘリオスと業務提携契約を結んだと発表した

アルフレッサホールディングス(HD)は5日、同社の事業会社アルフレッサが、再生医療を手掛けるヘリオスと業務提携契約を結んだと発表した。ヘリオスが取り扱う全ての製品について、アルフレッサが国内で独占的に卸売り販売する権利などを取得する。同日、ヘリオスが発行する16億円の普通社債の買い取り契約を締結した。

ヘリオスは万能細胞の一つであるiPS細胞や体のさまざまな組織にある幹細胞を利用した治療薬を開発している。業務提携の一環で製品の実用化後に、アルフレッサが国内で独占的に卸売販売する。さらに細胞の培養工程で生じた上澄み液などを活用する製品の事業化権なども取得する。

業務提携の詳細は今後決定する。3年を償還期限とする第1回普通社債、6年を期限とする第2回普通社債を引き受ける。24年6月28日を払込期日とする。

アルフレッサHDは新規事業として再生医療領域に注力する方針を示している。細胞加工物の製造や、再生医療等製品の保管・輸送体制の整備などを進めている。

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