三島市観光協会のはじかれ野菜スープ第2弾「三島にんじんのポタージュ」

静岡県の三島市観光協会は流通の規格に合わないニンジン入りスープを企画した。2023年4月から販売するジャガイモと大根のスープに続き、地元産の規格外野菜を生かした商品化の第2弾。観光客らに好調なため「畑まるごとスープ」としてシリーズ化し、ウナギやコロッケなどに続く地域産品に育てることを目指す。

新商品「三島にんじんのポタージュ」はレトルトタイプで150グラム(1人前)入り。箱根西麓で収穫された甘みの強いニンジンを使い、くせのない味わいという。10日から市内の土産物店や観光施設などで売り出す。店頭価格は410〜460円を見込む。

食品卸などの東平商会(静岡県長泉町)が開発し、規格外の「はじかれ野菜」を活用するグループ「サルベジー」(三島市)がパッケージ制作などで協力した。観光協会などは「来年をめどに新たな野菜入り商品を発売したい」としている。

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