トヨタ自動車とマツダ、ヤマハ発動機、それにホンダとスズキの5社は、国の型式指定の申請に伴う認証試験で不正を行っていたことが今月3日、明らかになりました。

このうちトヨタとマツダは、国土交通省から出荷停止の指示を受けた合わせて5つの車種について、6日から生産を停止します。

トヨタは宮城県と岩手県の子会社の工場で「ヤリス クロス」など3車種の生産を停止し、今月28日までは停止することを決めました。

また、マツダは、「MAZDA2」など2車種の生産を広島県と山口県の工場で停止します。

両社は、ほかの車種の生産を続けることから生産ラインは停止しない方針です。

両社が生産を停止する車種の昨年度の生産台数は、トヨタが合わせておよそ13万台、マツダが合わせておよそ1万5000台となっていて、取引先の中小企業など地域経済への影響が懸念されます。

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