積水ハウスは米住宅大手買収が利益を押し上げる

積水ハウスは6日、2025年1月期の連結純利益が前期比3%増の2090億円になる見通しだと発表した。2030億円とした従来予想を60億円上方修正した。事前の市場予想平均(QUICKコンセンサス、2077億円)も上回った。米住宅大手M.D.C.ホールディングスの買収が4月に完了し、連結対象に加えたことで利益を押し上げる。

連結売上高は前期比25%増の3兆8750億円と過去最高を見込む。従来予想では8%増の3兆3420億円だった。営業利益も11%増の3000億円と従来予想(3%増の2800億円)を上回り、最高となる。最大市場の米国では人口増を背景に戸建て住宅事業が好調に推移するとみている。

年間配当予想は1株当たり129円(前期は123円)とした。従来予想(125円)から4円積み増した。

同日発表した24年2〜4月期の連結純利益は前年同期比20%増の504億円、売上高は10%増の7770億円だった。

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