武田薬品工業は、総額4600億円の円建てハイブリッド債(劣後特約付き社債)を発行する

武田薬品工業は7日、円建てハイブリッド社債(劣後特約付き社債)の発行条件を決定したと発表した。発行総額は4600億円、当初の利率は年1.934%で、払込期日は2024年6月25日とする。ハイブリッド債は資本と負債の中間的な性質を持つ。日本格付研究所(JCR)から「シングルA」の格付けを取得した。JCRとS&Pグローバル・レーティングから50%の資本性認定を受けた。

年限は60年で発行から5年経過後に期限前償還が可能となる。利払日は初回を24年12月25日とし、その後は毎年6月25日と12月25日に設定する。

武田薬品は19年にアイルランド製薬大手シャイアーを買収後、大規模な借り入れを実施し、同年6月にハイブリッド債5000億円を発行した。24年10月6日に初回の任意償還日を迎え、借り換えのために今回のハイブリッド社債を発行する。

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