オンラインでの服薬指導を通じ、患者の健康面を支援する

デジタルサイネージ(電子看板)を手がけるサイバーステーション(金沢市)は11日、能登半島地震の避難所にオンライン服薬指導サービスを無償提供すると発表した。薬剤師を被災地に配置できない状況が続いており、遠隔での相談を通じて被災者の健康面を支える。

画面を操作し、遠隔で薬剤師から服薬指導を受けられる

既存のサイネージサービスに通話機能を追加し、避難所となっている輪島市立東陽中学校に試験的に配置する。利用者がサイネージの表示画面を操作すると、遠隔で薬剤師とつながり服薬指導を受けられる。処方された薬剤は郵便で患者に届けられるという。

将来的には金融や小売業など幅広い業種への転用も計画しているという。今後も被災地で徐々に設置台数を増やし、12月ごろの本格販売に向け10〜20台を配備する予定だ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。