就職情報サイトのマイナビ（東京・千代田）で10代向けの調査を担当する「マイナビティーンズラボ」は10代女子が選ぶ2024年上半期のトレンドランキングをまとめた。「コトバ部門」で1位となったのは「BeReal（ビーリアル）きた」だった。SNS（交流サイト）「BeReal」は通知が来たタイミングで写真を投稿しなくてはならないため、突然の通知に「BeRealきた」と反応するのが日常になっているようだ。
調査期間は4月11〜5月7日。マイナビティーンズのメンバーから抽出したワードの中から、5つのジャンルごとに30項目を選んだ。13〜19歳の女性を対象にアンケート（複数回答）を実施し、682人から回答を得た。コトバのほか、「コト」や「ヒト」、「ウタ」、「モノ」に分類してランキング化した。
コトバ部門の2位には猫が人間の日常をセリフ付きで再現するショート動画「猫ミーム」の動画内で使用されているフレーズ「チピチピチャパチャパドゥビドゥビダバダバ」が入った。チリで20 年前にリリースされた曲のフレーズで、一度聞いたら忘れられないと話題になった。コト部門の1位も猫ミームだった。
ウタ部門はCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」、ヒト部門はオーディション番組出身のガールズグループ「ME:I（ミーアイ）」、モノ部門ではハローキティ50周年を記念したマクドナルドのハッピーセットが1位だった。
マイナビティーンズラボは「トレンド情報源はTikTok（ティックトック）だが、はやりを見聞きするだけではなく、実際に購入したり、劇場に足を運んだりと、リアルに体験したものが票を集めた」と分析した。
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