駅のロッカーでゆうパックを受け取れるようにする

JR東日本と日本郵政グループは12日、駅のロッカーで「ゆうパック」の荷物を受け取れるサービスを28日に始めると発表した。まず日暮里駅(東京・荒川)や戸塚駅(横浜市)など首都圏15駅で対応し、順次広げていく。ドライバー不足が深刻になる物流業界の「2024年問題」を受け、自宅への再配達にかかる業務負担を減らす。

JR東の多機能ロッカー「マルチエキューブ」を用いる。インターネット通販などで買った商品を受け取れるほか、自宅に不在で持ち帰った荷物の再配達先にJR東の専用ロッカーを指定できる。今後はロッカーに発送機能も持たせられるよう検討する。

JR東と郵政は物流分野で連携する協定を2月に結んだ。7月に仙台駅(仙台市)の改札内で立ち上げる診療所の調剤薬局では、日本郵便による薬の自宅配送サービスを展開する。同駅内など仙台市にある一部郵便局の窓口でも薬を当日に受け取れるようにする。

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