OICグループは千葉市内に韓国コスメ店を出店する(イメージ)

食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループ(川崎市)は13日、韓国の化粧品と食品を取り扱う専門店を千葉市で27日に開業すると発表した。フェースパックなどの化粧品や菓子類など約1900品を販売する。韓国コスメの人気が高まるなか、専門店業態で若年層を中心に顧客を取り込む。

OICグループが韓国コスメの専門店を出店するのは初めて。グループ傘下で1月に設立したREACO(リアコ、川崎市)が運営する。1号店はホームズ蘇我店(千葉市)の1階に出店する。売り場面積は約250平方メートルで、化粧品は約800品、食品は約1100品取りそろえる。

店内では商品の販売のほか、化粧品を試したり、韓国で流行しているプリントシール機を体験したりするコーナーも設置する。専用アプリを通じて、化粧品の情報や韓国の食材を使ったレシピなども発信する。2024年度内に首都圏を中心に1号店を含めて3店舗を出店する方針だ。

OICグループはロピアをはじめ、食品メーカーや卸、外食まで約30社を傘下に持つ。24年2月期の売上高は前の期比21%増の4126億円だった。

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