圧搾する装置に仕込まれたデラウェア(18日、島根県出雲市)

島根ワイナリー(島根県出雲市)は18日、今年度のワインの醸造作業を開始した。同日、市内の農家が生産したデラウェア1656キログラムを圧搾した。今年の収穫分で作った新酒を、まず8月8日に「ヌーボーデラウェア」として発売する予定。

同日仕込んだデラウェアの量は昨年の同時期と比べて4割程度にとどまる。「2〜4月の日照不足などが影響したが、天候回復で今後増えてくる」(新藤正人社長)。果実は例年より小粒だが、糖度が高く状態はいいという。島根ワイナリーは例年並みのワイン生産量を確保できるとしている。

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