開催まであと300日を切った2025年国際博覧会(大阪・関西万博)によりインバウンド(訪日外国人)がさらに増えると予想される関西で、ピクトグラム(絵文字)が広がっている。料理に使われた食材を示すピクトグラムの「フードピクト」だ。様々な食文化を持つ海外からの観光客を受け入れる環境を整えようと、関西経済連合会などが立ち上げた企業グループ「食の多様性推進ラウンドテーブル」が普及を後押ししている。食べ物の多様化も進めており、地元のホテルではビーガン(完全菜食主義者)対応のスイーツ開発に着手した。「明治維新」「戦後」に続く第3の開国期を迎えているとも指摘される現在、万博開催を前に関西の観光関連業界で進む取り組みは日本各地の参考になりそうだ。
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