日本政府観光局によりますと、先月、日本を訪れた外国人旅行者は推計で304万100人で、1か月として過去最多となった3月から3か月連続で300万人を超えました。

連休などがあったアメリカやシンガポールといった国々で日本への旅行需要が高まったことや、韓国や中国からの訪日客が好調に推移したことが主な要因です。

国や地域別では、
▽韓国が73万8800人と最も多く
次いで、
▽中国が54万5400人
▽台湾が46万6000人
▽アメリカが24万7000人などとなっています。

日本政府観光局は「調査を行った23の国と地域のうち、19の国と地域で5月として過去最高を記録した」としています。

一方で、先月出国した日本人はコロナ禍前の2019年の同じ月よりも34%余り少ない94万1700人にとどまり、歴史的な円安が逆風となって回復の遅れが続いています。

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