オタフクソース(広島市)は18〜19日にお好み焼き店を営む人や開業したい人に同社が考案したメニューを紹介する「お好み焼き提案会」を広島市内で開いた。市内で増加しているインバウンド(訪日外国人)に向けて照り焼き味のお好み焼きや、地域産品を使った新メニューなどを実演した。2日間で450店、約2300人の来場を見込む。
照り焼き味のお好み焼きはタレの甘い味わいと鶏肉のうまみが特徴だ。同社が運営するお好み焼き体験施設「オコスタ」に来店した訪日客に「日本らしさ」を感じる味についてアンケート調査したところ、「しょうゆ・照り焼き」が人気だったことから照り焼きに目を付けた。
インバウンドには食べ歩きも人気が出ているといい、お好み焼きを折り畳み片手サイズにしたメニューも考案した。さらに特産品を使ったメニューとして、広島産のカキと小松菜を味噌味で炒めた「カキコマ」などを紹介した。
提案会は今年で26回目。オタフクの担当者は「インバウンドへの対応など、お好み焼き店の課題を店舗とともに解決していきたい」と話す。
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