祝日明け20日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=158円95銭と4月29日以来、約2カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。朝方に米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが進んだ。

 午後5時現在は祝日前の18日と比べ1円07銭円安ドル高の1ドル=158円90銭~159円ちょうどを付けた。ユーロは1ユーロ=1・0697~0707ドル、170円03~13銭。

 米長期金利の指標となる10年債利回りは一時4・29%台まで上昇した。その後、利回りが上昇幅を縮めても、円売りの勢いが継続した。(共同)

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