西武ホールディングス(HD)は17日、インターネットで購入した商品を西武鉄道の駅にあるスマートロッカーで受け取ったり、荷物を預け入れしたりできるサービス「BOPISTA」(ボピスタ)を同日から本格稼働させたと発表した。3年間の実証実験を経て、サービスを安定的に稼働できると判断した。
ボピスタは西武HDとスマートロッカー製造のSPACER(東京・中央)との協業で2021年から実証実験を続けてきた。SNS(交流サイト)から会員登録する。ボピスタが提携する店舗から商品を購入し、サービスの利用料を追加で払うと、指定した駅のロッカーで商品を受け取ることができる。
注文された商品はボピスタの配達スタッフが指定の駅まで届ける。実証実験を踏まえて商品の受け取りがスムーズにできるといったことを確認し、本格稼働に踏み切った。
現在、西武鉄道沿線の45駅でロッカーを設置しており、設置する駅の拡大を今後検討する。商品の販売で提携する店舗は5月までに2店舗増え、11店舗に拡大する予定だ。
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