▼スーパーカブ ホンダが製造販売する二輪車。初代の総排気量49cc「スーパーカブC100」は、1958年に発売した。ホンダ創業者の本田宗一郎は「(全ての面で使い勝手の良い)手の内にはいるもの」を目指して開発した。初心者でも乗りこなせる操作性の高さ、またがりやすく汚れにくいデザインが人気を集めた。郵便配達や出前、通勤通学など幅広く使われてきた。

ホンダは全世界に広がる市場や用途に合わせて、排気量を高めた「スーパーカブC125」や大きな荷台を取り付けた「スーパーカブ110プロ」などモデルを広げてきた。シリーズの世界生産は累計1億1000万台を超え、世界で最も売れたバイクとなった。

ホンダが25年5月に排気量50cc以下の原付きの生産を終えることに伴い「スーパーカブ50」や、オフロード要素を加えた「クロスカブ50」、大きな荷台をつけた「スーパーカブ50プロ」などは販売が終了する。原付二種の「スーパーカブ110」「スーパーカブC125」「クロスカブ110」などの車両は今後も生産を続ける。

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