サッポロビールが4月に開業した醸造所「YEBISU BREWERY TOKYO(エビス・ブルワリー・トウキョウ)」(東京・渋谷)の来場者数が24日、10万人を突破した。10万人目となった山形県から訪れた夫婦に記念品を贈呈した。開業3カ月弱で2024年内の目標20万人の5割を超え、想定来場者の上方修正も検討する。
10万人目となった須藤市郎さん(71)と高子さん(67)夫婦は、東京旅行の途中で醸造所を訪れた。市郎さんは「大変ラッキー。20代の頃からずっと(サッポロの主力ビール)黒ラベルを愛してきた。ワンランク上のエビスはお正月などめでたい時に飲んできた」とえびす顔だった。夫婦にはエビスビール1年分とビールグラスのペアセットが贈呈された。
エビス・ブルワリー・トウキョウは4月3日に開業し、現地で醸造した4種の限定ビールが味わえる。5月には130年を超える「エビスビール」の歴史を振り返ることができる45分のツアーも始まった。ツアーはビール1杯おつまみ付きで1800円。
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