京成電鉄は25日、新京成電鉄(千葉県鎌ケ谷市)との鉄道事業の合併が国土交通省から認可されたと発表した。京成津田沼駅と松戸駅を結ぶ新京成線は2025年4月から「松戸線」として運行する。

新京成線は25年度から「松戸線」に変わる

合併に伴う運賃とダイヤの変更はない。新京成電鉄のトレードマークだったピンク色の車両は4月以降、赤と青を基調とした京成電鉄のデザインに順次更新するほか、乗務員の制服も京成の仕様に統一する。京成電鉄は「経営の効率化と意思決定の迅速化を図り、経営資源の最適かつ効率的な活用と競争力の強化を進める」としている。

新京成電鉄は旧陸軍が訓練に使った路線の払い下げを受け、1955年に全線開通した。22年8月まで上場していたが、その後京成電鉄の完全子会社となった。京成電鉄は23年10月に子会社である新京成の合併を発表していた。

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