北海道スペースポートの滑走路は1300メートルとなった=SPACE COTAN提供

宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO、北海道大樹町)」を運営する同町と、SPACE COTAN(スペースコタン、同)は25日、HOSPO内にある滑走路の延伸工事が完了したと発表した。滑走路は300メートル伸びて1300メートルになった。工事の事業費は約4億3000万円で、2022年9月に始まった。

23年度は、延べ43の企業・団体、195日の利用があった。無人航空機やヘリコプターを使った実験、訓練に加え、ロケットエンジンの燃焼実験や小型ロケットの打ち上げもあった。今後は3000メートル級の滑走路整備も計画している。

HOSPOでは滑走路に加えて、人工衛星打ち上げ用のロケット射場の建設も進めている。完成後はロケット開発のインターステラテクノロジズ(同)などによるロケット打ち上げを予定している。

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