26日の東京株式市場で、日経平均株価が続伸し、前日終値より553円24銭(1.41%)高い3万9726円39銭で午前の取引を終えた。前日の米国株式市場で半導体関連株が上昇した流れを国内でも引き継ぎ、約1カ月半ぶりの高値となった。
25日の米ニューヨーク株式市場では、ハイテク株中心のナスダック総合指数が、4営業日ぶりに反発した。このところ、利益確定の売りが優勢となっていた米半導体大手エヌビディアなどが株価上昇を引っ張った。
これを受けて東京市場でも、アドバンテストや東京エレクトロンといった半導体関連株が取引開始直後から上昇。他の銘柄にも買いが広がった。市場関係者からは「上昇のペースが速く、投機的な色合いが強いのではないか」との声もある。(杉山歩)
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