丸紅は米国の車両管理サービス企業に出資する

丸紅は27日、米国の車両管理サービス企業に出資する方針を明らかにした。具体的な出資先や出資額は該当企業との売買契約を結んだ後に公表するとしている。米国は自動車販売台数の増加に伴って管理需要が伸びている。

出資は米大手ディーラーグループのリシアモーターズとの共同出資会社を通じて実施する計画。丸紅は出資に備え、米子会社の資本金を5億7600万ドル(約924億円)増資する。

リシア社との共同出資会社の出資比率は増資後の丸紅子会社が73.5%、リシア社が26.5%になる。資本金は7億7800万ドル(約1249億円)となる。主に今回の出資の資金に充てるとみられる。

丸紅は北米での自動車関連事業を成長分野と位置づけている。米国で冷凍・冷蔵トレーラーリース・レンタル事業会社を手掛けるほか、北米で商用車のレンタル事業を展開している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。