各社の発表によりますと、ことし8月に請求される国の認可が必要な規制料金は、使用量が平均的な家庭で、前の月と比べて
▽東北電力が47円下がって8808円
▽東京電力が57円下がって8873円
▽中部電力が78円下がって8613円
▽北陸電力が18円下がって7740円
▽中国電力が34円下がって8480円
▽四国電力が16円下がって8579円
▽沖縄電力が38円下がって9625円となり
10社中7社で値下がりします。

これは、火力発電の燃料となるLNGや石炭の価格が下落したことが主な要因です。

一方、
▽九州電力は離島向けの火力発電所で使われている原油の価格が上昇していることから2円上がって7553円となるほか
▽北海道電力は9523円
▽関西電力は7664円と
いずれも前の月から横ばいとなります。

また、ことし8月請求分の都市ガスの料金は、原料となるLNGの価格が下落していることから前の月と比べて大手4社すべてで値下がりします。

使用量が平均的な家庭では
▽東京ガスが61円下がって5916円
▽大阪ガスが62円下がって6467円
▽東邦ガスが62円下がって6733円
▽西部ガスが48円下がって6624円となります。

電気とガス料金をめぐっては、政府が物価高対策として8月に使用し、9月に請求される分から家庭向けで
▽電気料金は1キロワットアワーあたり3.5円
▽都市ガスの料金は1立方メートルあたり15円を補助する方向で調整を進めています。

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