中四国地方を中心に食品スーパーを展開するハローズが27日発表した2024年3〜5月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比23%増の20億円だった。店舗数は計106店と前年同期より3店増やしており、低価格のプライベートブランド(PB)商品のシェア拡大などで既存店の収益を伸ばした。

売上高にあたる営業収益は8%増の497億円、営業利益は20%増の29億円だった。岡山市と香川県観音寺市の2店舗を改装し、老朽設備の刷新のほか売り場の標準化などを進めた。

25年2月期通期は従来予想を据え置いた。税引き利益は前期にあった補助金や税優遇などの底上げ効果がなくなり、前期比14%減の74億円を見込んでいる。

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