フォロフライは積載量が最大2.5トンのEVトラックを開発する

商用電気自動車(EV)を開発するスタートアップのフォロフライ(京都市)は最大2.5トンの積載量に対応した電動トラックを開発すると発表した。海外メーカーの車台をベースに日本での規制や用途に対応したトラックを開発する。2025年の量産開始を目指す。

電動トラック「F2」は積載量が1.5トンと2.5トンの2種類を開発する。航続距離は1.5トンモデルで250キロメートルを想定している。スーパーやコンビニエンスストアの拠点間の商品配送や工事関連など幅広い用途での活用を見込む。

21年創業のフォロフライは中国など海外メーカーの車体に独自で開発を加えて商用EVを発売するビジネスモデルだ。これまでに積載量が約1トンの「F1」の5車種を発売してきた。F2は開発段階から仕様を公表することで「利用企業と必要な機能などについて意見交換をしながら効率的な開発を進めたい」という。

F2の車両価格はEV補助金を加味してガソリン車に近い価格での販売を目指す。EVトラックはガソリン車と比べて割高となることが多いが、低価格で導入したいと考える事業者の需要を見込む。

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