ゴールドウインは海外展開に力を入れる(写真はドイツ・ミュンヘンの直営店)

アウトドア用品を手がけるゴールドウインは1日、韓国に子会社を設立すると発表した。子会社が直営店を運営し、自社ブランド「ゴールドウイン」の販売を拡大する。これまでは日本と韓国で商標権を持つ主力ブランド「ザ・ノース・フェイス」のスキーウエアなどを現地企業を通じて販売していた。

アウトドア用品を販売する韓国のヤングワンホールディングス(HD、ソウル)と共同で10月に子会社を設立する。出資比率はゴールドウインが60%、ヤングワンHDが40%になる。ヤングワンHDは1974年設立で、ザ・ノース・フェイスを含むスキー用品などの販売を手がける。92年からはゴールドウインブランドも扱っている。

ゴールドウインは自社ブランドの世界展開を目指している。4月に開いた経営戦略説明会では自社ブランドの売上高を33年3月期には足元の10倍程度の500億円にする目標を発表した。

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