1日のニューヨーク原油市場では国際的な取り引きの指標となるWTIの先物価格が一時、1バレル=83ドル台まで上昇しました。

1バレル=83ドル台をつけるのはことし4月末以来、およそ2か月ぶりです。

イスラエルと、イランが支援するヒズボラとの間の攻撃の応酬が激しくなり、原油の供給に及ぼす影響に懸念が高まっていることが背景にあります。

市場関係者は「中東情勢の緊迫化に加えて、ハリケーンがアメリカの原油の供給に及ぼす影響にも警戒感が出ていて価格の上昇につながっている」と話しています。

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