2日午後の東京株式市場で、日経平均株価は一時、前日終値より400円超上昇し、4万円台を回復した。取引時間中に4万円台をつけるのは4月4日以来、約3カ月ぶり。

 午前中は下落する場面もあったが、午後に入って上げ幅を拡大した。国内の長期金利が上昇していることを受け、長期国債を購入して運用する銀行や保険会社の株が上昇した。

 東京外国為替市場の対ドル円相場は、1ドル=161円台60銭台まで円安が進んだ。東京株式市場では、円安が業績にプラスとなる自動車など輸出関連株も買われた。(神山純一)

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