BYDは中古車の品質を保証する認定中古車制度を日本で始める=共同

中国・電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)は19日から中古車の品質を保証して販売する認定中古車制度を日本で始める。走行距離などのデータをもとにBYDの中古EVを点検・整備したうえで、一定の保証を付ける。開業準備室を含む52カ所の正規販売店で取り扱う。中国メーカーによるEVの認定中古車事業は国内で初めてとなる。

サービス名は「BYD CERTIFIED(ビーワイディー サーティファイド)」。各拠点が取り扱う中古車を検索できる専用サイトも立ち上げる。

対象は日本で販売している全ての車種とする。最初の登録から4年未満かつ走行距離が5万キロメートル以内の車両に限る。中古車で購入する場合、最初の登録から5年間については走行距離無制限の保証を付ける。バッテリーは新車の購入時に8年または走行距離15万キロメートルに達するまでに電池の容量が70%を下回った場合、無償で交換することを保証している。認定中古車の購入者はこうした保証を引き継ぐことができる。

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