キリンホールディングス傘下のメルシャンは9日、ボトル缶入りのスパークリングワインを発売すると発表した。アルコール度数を3%に抑え、自宅で気軽にワインを楽しみたい若年層などの需要を見込む。一般的なワインのアルコール度数は12%前後とされるなか、低アルコール商品の充実で飲用頻度が低いライト層に訴求する。
「甘熟ぶどうのおいしいワイン スパークリング 缶」を8月27日に全国のコンビニエンスストアなどで発売する。参考価格は418円で内容量は290ミリリットル。赤と白の2種類を用意する。既存のワインブランドでスパークリングワインを追加する。従来品はボトル入りでアルコール度数が4%だった。
サントリーも23年9月に缶入りのスパークリングワインを発売した。円安や原材料高の影響で輸入ワインが高騰するなか、国内メーカーが手がける缶入りワインに注目が集まる。メルシャンは缶入りのノンアルコールスパークリングワインを発売すると9日に発表した。
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