森永製菓は9日、焼き菓子「マンナボーロ」にネズミのふんが混入した問題で調査の経過を発表した。菓子の製造を委託している西村衛生ボーロ本舗(京都市)の本社工場にネズミが生息していた痕跡があり、同社で混入したと特定した。混入の申告があった製品と同日製造された製品の微生物検査で食中毒の原因となる細菌は検出されなかった。
同社は6月28日にマンナボーロ約19万個を自主回収すると発表した。現時点で混入の申し出があったのは1件で、健康被害はないとしている。同商品の製造はすべて休止しており、「製造・販売の再開については未定」としている。
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