GSユアサは価格転嫁を進める(京都市南区の本社)

ジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)は9日、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画を見直すと発表した。連結売上高を6000億円以上と100億円減らす一方、営業利益は460億円以上へ50億円増える。中国で自動車向け鉛蓄電池事業を縮小したほか、原材料高騰に伴う価格転嫁を進めて収益を改善する。

事業別の内訳ではハイブリッド車などで使われる車載用リチウムイオン電池の販売価格の引き下げや産業用電源・電池の受注量を保守的に見直した。国内の自動車向け鉛蓄電池で売価が上昇したほか産業用の蓄電池などで利益率が高まる。

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