11日午前の東京株式市場で、日経平均株価が一時、前日終値より500円超上昇して4万2千円台をつけ、取引時間中の史上最高値を更新した。前日の米ニューヨーク株式市場で、主要3指数がそろって上昇。特に半導体などハイテク株が中心のナスダック総合指数は7日連続で続伸した。
東京市場もこの流れを引き継ぎ、取引開始直後からほぼ全面高の展開となり、取引時間中の最高値を5営業日連続で更新した。中でも東京エレクトロンをはじめとした半導体関連株に買いが集まっている。
日経平均は6月下旬以降、上昇傾向が続いている。歴史的な水準が続く円安も、輸出企業を中心に株価の支えとなっている。(東谷晃平)
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